優れた教育環境が整備されている都立高校は、入学を希望する人が多いため倍率も高いレベルで推移しています。希望者が多くなればなるほど入学できる確率も低下してしまうため、確実に希望の都立高校に進学するためにも、倍率についてしっかりと調べておく事をお勧めします。都立高校の倍率とは、高校が設定している定員数に対して、どれぐらいの入学希望者がいるのかを示す割合のことを言います。この数値が1倍以下の場合には、定員数よりも希望者数が少ないことから、ほぼ全員が入学することができます。
逆に数値が1倍以上になると定員数よりも希望者数が多いことを意味し、一部の人しか進学することができません。安全に行きたいのであれば1倍以下の高校を、何としても希望のところに進みたいと言うのであればそれ以上の高校を選ぶのが一般的です。ところで都立高校の倍率は、時期が来ると各メディアから発表されています。それを見てから判断を変更することも可能ですので、もし志望校の数値があまりにも高すぎる場合には、より低い高校に選択し直すと良いでしょう。
例えば最新の応募状況を見ると、平均倍率は1.3倍ほどになっています。中でも高いのが日比谷や目黒、青山などの2倍以上を超えている高校です。何も人気が高い高等学校であるため、競争が激しくこのように高い数値となりました。この後は入学願書の取り下げの期日が設定されているので、これらの情報をもとにして進学先を検討し、確実に合格することを目指すと良いでしょう。