都立高校の倍率について

高校を受験するにあたって最も気になるのが倍率でしょう。志望校選びをしている際には必ず目にとまる項目であり、受験するかどうかの判断材料にもなります。たとえば東京都に住んでいる場合であれば、都教育委員会ホームページや新聞、情報誌などに都立高校受験倍率というものが掲載されています。都立高校は特に多くの生徒を募集しているため、さまざまなメディアに掲載されているため簡単に調べることができるでしょう。

この倍率が低いと合格しやすく、高い場合は難関というのが一般的なイメージですが、これらの値にもさまざまな種類があり、意味合いが少し変わってくるのが実状です。これらの数字に惑わされることのないよう、事前のチェックはしておきましょう。都立高校における倍率の見方は、5倍だとした場合は5人の受験生のうち1人が合格するということです。220人が受けて100人合格であれば、その値は2.2倍と表記されます。

一方で最終応募と実際の受験における率は多少変化していくのが特徴です。ひとつの都立高校であっても、その値が1.7から1.62、そして最終的には1.52と変化するため混乱を招いてしまいます。たとえば最終応募時点では116人募集のうち197人が受験予定でしたが、試験当日数人が何らかの理由で欠席したため188人が実際に受験しました。その結果分子が変わるため、はじき出される倍率も変わるということです。

そのため判断基準は、実際に受験した生徒の合格数となります。

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